倶知安駅より1km弱ほどの文化福祉センターに保存。
撮影日 2012年9月5日
道央で一生を終えた機関車、製造は案内看板では日本車輛になっているが、川崎重工の誤りと思われる。
胆振線、岩内線で活躍した個性派、「2つ目羊蹄」の愛称で保存されている。
保存会があり、露天ながら状態も良好だが
肝心の二つ目ライトの片側はガラスが無くもう片側のひさしは傾いている。
脇には腕木信号機が立っているが、コンクリートポールに腕木を付けただけのもの。
二つ目だけでなく、煙突の後ろに給水温め器、デフ下両側にエアタンクの重装備。
機関車後方には給水スポートも設置されている。
テンダの青い帯板は梯子を登れないようにしたカバー。
足回りも美しく維持されている。
この日の羊蹄山頂上は雲の中。
この場所の地図
訪問には駅前通りの倶知安観光協会のレンタサイクル利用が便利。
ここから1kmほど北東の胆振線六郷駅跡の公園にはオハフ46 501とヨ7913が保存されている。
79615履歴
レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1924-2-15 川崎重工兵庫工場 製番955
1924-2-14使用開始 札幌局配属
1924-5-31現在 追分
1927-3-31現在 追分
1933-6-30現在 追分
1935-3-31現在 追分
1941-3-31現在 室蘭
1945-9-30現在 滝川
1949-3-01現在 滝川
1955-8-1現在 伊達紋別
1964-4-1現在 倶知安
1965-3-31現在 倶知安
1973-3-31現在 倶知安
1974-3-31現在 小樽築港
1974-7-6廃車 小樽築港