知床斜里駅から800mほどの斜里町公民館ゆめホール前の町民公園に保存。
撮影日 2013年7月3日
釧網本線には縁のなかった機関車だが、廃車後3年経ってから保存されているので、
解体されずに残っていた機関車を持ってきたのだろうか。
露天ながら美しい状態。
レール先端はポイントのトング部分という変わった配置。
テンダは古いタイプ、上にアーチの支柱があるのは冬季のシート掛けのためのものだろうか。
下回りはペイントされている。
キャブ窓、キャブ後方は柵が設置されている。
欠き取りのあるスノープロウ、前面手すり、切り詰めデフの道形装備。
斜里岳を望む広々とした芝生の公園の片隅に展示。
この場所の地図
59683履歴
レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1922-6-26 川崎重工兵庫工場 製番785
名古屋配属
1933-6-30現在 糸魚川
1935-3-31現在 小樽築港
1941-3-31現在 滝川
1945-9-30現在 滝川
1949-3-1現在 滝川
1955-8-1現在 滝川
1969-6-1帯広
1975-6-25廃車 帯広
1978-8保存
59683が保存されている公園から100m北方の知床博物館駐車場には9600第3動輪が保存されている。
刻印などは確認できなかった。
博物館と道路を隔てた駐車場入口に置かれている。
オマケ
駅から公園に向う途中で見かけた駅名票風の看板。